第一弾プロジェクトは
JR博多駅ビルの拡張
JR博多駅ビル(JR博多シティ)を線路上空空間を活用し
南側に大幅に拡張する構想がJR九州により明らかに。
高さ規制の緩和が行われれば拡張される新駅ビルは
商業施設やオフィスを中心とした複合用途のビルに。
この拡張により、博多駅周辺の商業拠点性が更に伸び、地域が活性化しそうです。
再開発
福岡市は人口増加数・人口増加率で連続トップ。
大規模再開発プロジェクトが多数進行中。
※第20回・第21回の国勢調査で福岡市は、
人口増加数と人口増加率が全国20の政令指定都市で最大
九州新幹線・新JR博多駅ビル・KITTE博多。
駅を中心に商業拠点として発展を遂げている博多エリアの賑わいを「点」から「面」にする。
半径500mのエリアで容積率や高さの規制緩和による再開発促進構想、「博多コネクティッド」。
第一弾プロジェクトは
JR博多駅ビルの拡張
JR博多駅ビル(JR博多シティ)を線路上空空間を活用し
南側に大幅に拡張する構想がJR九州により明らかに。
高さ規制の緩和が行われれば拡張される新駅ビルは
商業施設やオフィスを中心とした複合用途のビルに。
この拡張により、博多駅周辺の商業拠点性が更に伸び、地域が活性化しそうです。
今後10年間で
20棟建て替え目標
福岡市が打出した博多駅周辺地区の老朽ビル建替を促す規制緩和新制度「博多コネクティッド」。
賑わいの拡大に貢献する計画に対して、既存の容積率緩和制度に容積率を最大50%加算し
公開空地評価を屋根のある広場等も対象に最大2.5倍にするもの。
今後10年間で約20棟の老朽ビルの建て替えを目指すとしており構想が実現すればビルの延べ床面積は1.5倍、
雇用者数は1.6倍の約5万1千人、建設投資効果は約2600億円経済波及効果としては
毎年約5000億円を見込んでいます。博多エリアの商業機能が強化され、より賑やかなエリアへ進化します。
35年ぶりに博多駅
筑紫口駅前を大改造
博多駅の筑紫口駅前が大改造されます。
2021年度中の完成を目標に、待ち合わせやイベントなどに使える
約1200平方メートルの「ゆとり・にぎわい空間」創出や
歩道を2倍の約10mに拡張車乗降スペースの拡大など、
筑紫口の利便性が一層向上します。
この整備により陸の玄関口の博多駅はますます活性化されそうです。
画像:福岡市
地下鉄七隈線が
博多駅直結
話題の福岡市地下鉄七隈線の延伸事業。
地下鉄七隈線の「博多」駅は空港線のホームと通路でつながれ
改札を通らずに乗換えができるよう計画。
JR線との乗換えも七隈線博多駅の改札口から駅前広場下の地下街を経由して直線的に上がる経路を予定されており空港線やJR線への乗換えがとてもスムーズになりそうです。
地下鉄七隈線の
中間駅は「櫛田神社前駅」
現在、地下鉄七隈線は橋本駅から天神南駅の区間で運行していますがさらに博多駅までおよそ1.4キロ延伸させる、本プロジェクト。
車両も新たに「3000A系」を4両×4編成導入、感染対策として座席に抗菌処理などが施されます。
中間に設けられる駅の名称は「櫛田神社前駅」となりました。
博多祇園山笠が奉納される櫛田神社が近くにあることと地元からの要望などもあり、福岡市が選定。
交通網が一層発達し、特に七隈線沿線に住む方のアクセスが飛躍的に向上しそうです。
情報と人の集積地、未来へ成長を続ける福岡市天神地区。
その天神交差点を中心とした半径約500mのエリアにおいて、
福岡を活性化させる複数の再開発計画や空間整備のプロジェクトそれが「天神ビッグバン」です。
新たな空間と雇用を創出する
一大プロジェクト
天神エリアは福岡空港との距離に応じて建物の高さが制限されていましたが
国家戦略特区による航空法の高さ制限の特例措置を活用、エリア全体で緩和が認められました。
これに合わせてまちづくりを促すために独自施策「天神ビッグバン」プロジェクトがスタート。
対象となるのは、天神を東西に貫く「明治通り」と南北のメーンストリート「渡辺通り」が交差する
天神交差点から半径約500メートル内の地域で、2026年までに30棟の建て替えによってビルの延べ床面積は1.7倍の
約75万平方メートルになり、ビル内で雇われる従業員は2.4倍の約9万7千人とすることを目標に掲げ
約2900億円の建設投資効果と建替え完了後からは新たに毎年約8500億円の経済波及効果の見込みでした。
それがさらに現在、2024年までに目標の倍以上の70棟近いビルが建て替えになる予想で
規制緩和を最大限に活用した天神の新しい街づくりは民間の投資意欲によって成功が約束されているようです。
ますます活気あふれる街へと
発展する天神エリア
「天神ビッグバン」プロジェクトにより新たなビジネスや流通が生まれ
天神がますます活気あふれる街へと更に変化していきます。
九州最大の繁華街、天神。
アジアの拠点都市として、日本を代表する都市として
2024年に向け大変貌を遂げていく、ワクワクする天神の未来です。
アジアと福岡を結ぶ海のハブ機能を高めることで
古来、港町である福岡市の豊かな街づくりが促進。福岡の海の玄関をより効果的に活用するため
中央ふ頭および博多ふ頭の再整備が進んでいます。
国内有数の国際交流拠点
ウォーターフロント地区
この地区のエントランスゾーンに相応しい交流空間や交通広場の確保や
国際競争力においてMICEといわれる、会議・研修・セミナー、旅行
大会・学会・国際会議、展示会などの拠点の形成とあわせて
海辺を活かした連続的な賑わいや憩い空間の創出など
福岡市は市民や訪れた方々が楽しめる、魅力あるまちづくりに取り組んでいます。
クルーズ船や国際定期旅客船が寄港している、都心部の貴重な資源ともいえます。
セントラルパーク構想
画像:福岡市
福岡県民・福岡市民の憩いの場としてまた、歴史・芸術文化・観光の発信拠点として大濠公園と
舞鶴公園の一体的な活用を図った広大なミュージアム空間となるよう公園づくりが進められています。
総面積にして約80haを
一体整備する巨大プロジェクト
全体を大きく4つのゾーン、大濠公園全域と舞鶴公園・西側広場を含む「憩と文化の交流ゾーン」
福岡城跡を中心とした「福岡城跡ゾーン」、鴻臚館跡を中心とした「鴻臚館跡ゾーン」
そして両公園全体および周辺を範囲とする「城跡イメージゾーン」にゾーニングされる計画です。
このゾーンをベースに、「水辺の憩いエリア」「芸術文化エリア」「交流広場エリア」「鴻臚館エリア」
「福岡城本丸エリア」「福岡城二ノ丸エリア」「エントランスエリア」とさらに7つのエリアに細分化し整備される予定。
2032年の完了を目指し進められており、この魅力ある構想はきっと
福岡県民・福岡市民のセントラルパークである「大濠公園・舞鶴公園」との暮らしに、より癒しを与えてくれそうです。
福岡空港計画
画像:福岡国際空港株式会社
福岡空港を運営する福岡国際空港は2023年度までの中期計画と30年後をイメージした
マスタープランを発表。規模は現在の2倍以上の100路線にすることや旅客数は
年間3,500万人へすることなど福岡の空の玄関口は大きく広がり今後ますます魅力的になります。
30年後までに国際路線を3.7倍
・旅客数は約1.5倍に
福岡空港が大きく変わります。
年800万人の集客を目指す複合商業施設の新設国際線のバスターミナルや
5つ星ホテル・ショッピングセンターの新設東・東南アジアの就航国数は日本一にあたる、14ヵ国・地域、51路線に就航し
国際線1,600万人・国内線1,900万人、合計旅客数3,500万人という現在の約1.5倍にすることや国際線67路線(現在の3.7倍)
国内線33路線、合計100路線という現在の2倍以上する構想です。
そのほか、連絡バスには自動運転導入
1,600万人に対応した国際線旅客ビル増築など備投資額は3300億円を予定しており天神・博多に続く大きな商業集積地区になりそうです。
福岡空港に第2滑走路が
増設されます
現在、滑走路が1本しかない福岡空港。円滑に定時運航できる
年間発着回数である16.4万回の処理能力を超え、
日常的に離着陸の遅れが生じていた福岡空港は第2滑走路の増設が決定し
2024年度に運用開始予定。年間発着回数は18万回で
羽田(滑走路4本)成田(滑走路2本)、関西(滑走路2本)に次いで
国内4位の旅客数、発着回数を誇る福岡空港(滑走路1本)は
今後も利用客の増加が見込まれています。
現在の滑走路の西側に増設し、
新たに着陸帯や誘導路なども整備、年間発着回数18.8万回まで増やす予定です。
整備費用は総額約1840億円のプロジェクトです。
都市高速道路が
福岡空港まで延伸
福岡市ではこれまで、都市計画のなかで福岡空港までの交通アクセス向上を目指し
新たな自動車専用道路の新設について検討を重ねてきました。
福岡市南部地域および太宰府IC方面から国内線ターミナルへのアクセス強化と
交通渋滞が慢性化している国道3号空港口交差点の混雑緩和のためです。
周辺道路の混雑緩和につながるほか、安全性の向上と5~10分程度の
時短効果も期待できます。
建設費は約470億円、2029年度頃に開通予定で計画されています。
画像:福岡市
ららぽーと
九州初進出
画像:三井不動産
大型複合商業施設で知名度の高い三井不動産が展開する「ららぽーと」が
博多区に2022年春に開業します。「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」は
福岡空港や博多駅からも近く各方面からの新設バス路線も計画されておりコミュニティとしての
人びとが集い出会う福岡市の新たな拠点です。
こどもの職業・社会体験施設
「キッザニア」が九州初出店
「キャナルシティ博多」に次ぐ福岡都心部最大級の大型商業施設である「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」。
福岡が国内4カ所目となる見通しで、核テナントは子どもに人気の職業体験テーマパーク「キッザニア」が九州で初めて出店。
そのほか、日本最大級の木育・多世代交流施設「おもちゃ美術館」やスポーツの拠点の核となる「MIFA Football Park」
陸上トラック、テニスコート、3x3バスケットボールコートを有する「スポーツパーク」も誕生します。
「ららぽーと」は関東を中心に全国13カ所展開されており、福岡は6階建ての本棟・延床面積13万9010㎡
キッザニアが入る4階建ての別棟・1万2560㎡の規模になります。
施設内にはバスターミナルを新設されるなどアクセス性も高く、福岡都心部の魅力の高まりと勢いはまだまだ続きそうです。
※徒歩分数は1分=80m、自転車分数は1分=250m、車分数は1分=500mで計算したものです。
※地図上の概測距離です。
※掲載の情報は2023年2月28日時点のものです。
※CGパースは図面を基に描き起こしたものでイメージです。
※植栽は竣工から初期の生育期間を経た状態のものを想定して描いております。