アジアと福岡を結ぶ海のハブ機能を高めることで
古来、港町である福岡市の豊かな街づくりが促進。福岡の海の玄関をより効果的に活用するため
中央ふ頭および博多ふ頭の再整備が進んでいます。
国内有数の国際交流拠点
ウォーターフロント地区
この地区のエントランスゾーンに相応しい交流空間や交通広場の確保や
国際競争力においてMICEといわれる、会議・研修・セミナー、旅行
大会・学会・国際会議、展示会などの拠点の形成とあわせて
海辺を活かした連続的な賑わいや憩い空間の創出など
福岡市は市民や訪れた方々が楽しめる、魅力あるまちづくりに取り組んでいます。
クルーズ船や国際定期旅客船が寄港している、都心部の貴重な資源ともいえます。
セントラルパーク構想
画像:福岡市
福岡県民・福岡市民の憩いの場としてまた、歴史・芸術文化・観光の発信拠点として大濠公園と
舞鶴公園の一体的な活用を図った広大なミュージアム空間となるよう公園づくりが進められています。
総面積にして約80haを
一体整備する巨大プロジェクト
全体を大きく4つのゾーン、大濠公園全域と舞鶴公園・西側広場を含む「憩と文化の交流ゾーン」
福岡城跡を中心とした「福岡城跡ゾーン」、鴻臚館跡を中心とした「鴻臚館跡ゾーン」
そして両公園全体および周辺を範囲とする「城跡イメージゾーン」にゾーニングされる計画です。
このゾーンをベースに、「水辺の憩いエリア」「芸術文化エリア」「交流広場エリア」「鴻臚館エリア」
「福岡城本丸エリア」「福岡城二ノ丸エリア」「エントランスエリア」とさらに7つのエリアに細分化し整備される予定。
2032年の完了を目指し進められており、この魅力ある構想はきっと
福岡県民・福岡市民のセントラルパークである「大濠公園・舞鶴公園」との暮らしに、より癒しを与えてくれそうです。
福岡空港計画
画像:福岡国際空港株式会社
福岡空港を運営する福岡国際空港は2023年度までの中期計画と30年後をイメージした
マスタープランを発表。規模は現在の2倍以上の100路線にすることや旅客数は
年間3,500万人へすることなど福岡の空の玄関口は大きく広がり今後ますます魅力的になります。
30年後までに国際路線を3.7倍
・旅客数は約1.5倍に
福岡空港が大きく変わります。
年800万人の集客を目指す複合商業施設の新設国際線のバスターミナルや
5つ星ホテル・ショッピングセンターの新設東・東南アジアの就航国数は日本一にあたる、14ヵ国・地域、51路線に就航し
国際線1,600万人・国内線1,900万人、合計旅客数3,500万人という現在の約1.5倍にすることや国際線67路線(現在の3.7倍)
国内線33路線、合計100路線という現在の2倍以上する構想です。
そのほか、連絡バスには自動運転導入
1,600万人に対応した国際線旅客ビル増築など備投資額は3300億円を予定しており天神・博多に続く大きな商業集積地区になりそうです。
福岡空港に第2滑走路が
増設されます
現在、滑走路が1本しかない福岡空港。円滑に定時運航できる
年間発着回数である16.4万回の処理能力を超え、
日常的に離着陸の遅れが生じていた福岡空港は第2滑走路の増設が決定し
2024年度に運用開始予定。年間発着回数は18万回で
羽田(滑走路4本)成田(滑走路2本)、関西(滑走路2本)に次いで
国内4位の旅客数、発着回数を誇る福岡空港(滑走路1本)は
今後も利用客の増加が見込まれています。
現在の滑走路の西側に増設し、
新たに着陸帯や誘導路なども整備、年間発着回数18.8万回まで増やす予定です。
整備費用は総額約1840億円のプロジェクトです。
都市高速道路が
福岡空港まで延伸
福岡市ではこれまで、都市計画のなかで福岡空港までの交通アクセス向上を目指し
新たな自動車専用道路の新設について検討を重ねてきました。
福岡市南部地域および太宰府IC方面から国内線ターミナルへのアクセス強化と
交通渋滞が慢性化している国道3号空港口交差点の混雑緩和のためです。
周辺道路の混雑緩和につながるほか、安全性の向上と5~10分程度の
時短効果も期待できます。
建設費は約470億円、2029年度頃に開通予定で計画されています。
画像:福岡市
ららぽーと
九州初進出
画像:三井不動産
大型複合商業施設で知名度の高い三井不動産が展開する「ららぽーと」が
博多区に2022年春に開業します。「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」は
福岡空港や博多駅からも近く各方面からの新設バス路線も計画されておりコミュニティとしての
人びとが集い出会う福岡市の新たな拠点です。
こどもの職業・社会体験施設
「キッザニア」が九州初出店
「キャナルシティ博多」に次ぐ福岡都心部最大級の大型商業施設である「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」。
福岡が国内4カ所目となる見通しで、核テナントは子どもに人気の職業体験テーマパーク「キッザニア」が九州で初めて出店。
そのほか、日本最大級の木育・多世代交流施設「おもちゃ美術館」やスポーツの拠点の核となる「MIFA Football Park」
陸上トラック、テニスコート、3x3バスケットボールコートを有する「スポーツパーク」も誕生します。
「ららぽーと」は関東を中心に全国13カ所展開されており、福岡は6階建ての本棟・延床面積13万9010㎡
キッザニアが入る4階建ての別棟・1万2560㎡の規模になります。
施設内にはバスターミナルを新設されるなどアクセス性も高く、福岡都心部の魅力の高まりと勢いはまだまだ続きそうです。